エニアグラム タイプ7:熱中する子
大人向けのエニアグラム解説ではなく、親から子どもを見た時の目線で解説していきます。
最後に各タイプの子どもに対して、どのように接することが子どもの成長につながるかを書いてあります。
▼他のタイプはコチラ ※順次記事をあげていきますので少々お待ちを。
◇タイプ7―熱中する子
明るく前向きで、いつも”どうすればもっと楽しくなるか?”を考え、エネルギッシュに行動できる子です。
非常に楽観的で大抵のことは、なんとかなると思っています。
ただ、嫌なこと、悲しみと向き合うのが苦手だという側面もあり、楽な方へ逃げがちになります。
■分裂の方向はタイプ1
新しいことを始める時は勢いのあるタイプ7ですが、それを完結させるときにはストレスを感じ、タイプ1が顔を出します。
「これはおかしい!」「なんでもっと出来ないんだ!」と厳しい批判を始めます。
楽しいことを優先しがちなタイプ7ですが、分裂の方向を向いているときには、面倒な問題とも向き合えるとも考えられるのです。
■統合の方向はタイプ5
あれもこれもと自由に、楽しいと思うことに手を出すタイプ7ですが、本当に心から打ち込めるものを見つけられるかどうかが、成長の鍵といえます。
タイプ5を受け入れたタイプ7は、一つのことに没頭しどこまでも深く掘り下げていくこともまた、自由であり楽しさであることを知っています。
■とらわれ(落とし穴)
タイプ7のとらわれは「貪欲」です。
食べること、遊ぶこと、何にでも手を出してしまいます。
すでに自分が手にしているものを大切にすることよりも、次の新しい刺激に移ってしまいます。
自分の可能性や自由が失われることを恐れているからともいえます。
■タイプ7の子どもをサポートするには…
①魔法の言葉
タイプ7の子どもには、子ども時代に自由度の高い、楽しい思い出をたくさん作ってあげてください。
子ども時代に楽しい経験がたくさんあれば、大きくなってから、楽しさ、自由さが失われることはないと悟ることができます。親子で一緒に経験できるように…
タイプ7の子どもに対する声掛けは、
「これ、楽しそうじゃない?」
「こうすると、もっと楽しくなるよね!」
この言葉を覚えてしまいましょう!
②勉強に対するサポート
好奇心旺盛なので、勉強にも前向きになれるのですが、飽きっぽさが弱点です。
「もしこのままだったらどこの高校にも行けないよ!」なんて悲観的なアドバイスは逆効果です。
タイプ7の子には、勉強における目標をテンションが上がるような ”楽しい未来予想図” に置き換えて、「これができれば明るい未来が待っている」と思わせるようにしてみましょう。
③親と子の絆
▼エニアグラムを使って、親子の絆を強くするためにどう接するとよいのかをまとめています。
実は夫婦間の絆作りにも使える内容だと思っています。
とても参考になりますので、必ずチェックしてくださいね♡