ママ大好き

ママ大好き

「子どもの幸せ」を目標に世界に通用する子育て(進行中)で得た知識や経験をすべてお伝えします。

エニアグラム タイプ4:個性を求める子

f:id:daizumama:20200716111410p:plain
大人向けのエニアグラム解説ではなく、親から子どもを見た時の目線で解説していきます。

 最後に各タイプの子どもに対して、どのように接することが子どもの成長につながるかを書いてあります。

 

▼他のタイプはコチラ ※順次記事をあげていきますので少々お待ちを。

9つのタイプ カテゴリーの記事一覧 - ママ大好き

 

◇タイプ4―個性を求める子

常に自分らしさを探し、自分は個性的で特別だと思うことでアイデンティティを保ちます。同時に、人や物事の個性も見抜き、尊重することができる子です。
自分の中には何か欠落したものがあると思い続けているため、それを求めて、現状に満足できずに苦しむことも多いです。

喜怒哀楽の感情を深く追求して味わおうとします。暗い感情も味わうのが嫌ではありません。また、想像力が豊かで、ぼんやりと物思いに耽り、心に浮かんだことを表現することで芸術に秀でる場合もあります。

 

■分裂の方向はタイプ2

普段は自分と相手との間に一線を引いて、一定の距離をとっているタイプ4ですが、ストレスを感じると、相手に依存したり、自分の想いを過剰に押し付ける行為にでてしまいます。

ですが、一方で、相手のために何かをしようと、自分よりも相手のことを先に考えられるようになるともいえるのです。

 

■統合の方向はタイプ1

自分のことを優先させるタイプ4ですが、タイプ1のように、目の前で起きていることを客観的に受け入れ、地に足がついた状態になることができます。

ルール通りに従ったり、現実的に意味のある行動をすることが、自分の個性をなくすことにはならない、と理解できるタイプ4に成長します。
独特な感性や個性で人の役に立つことができるようになります。

 

■とらわれ(落とし穴)

タイプ4のとらわれは「妬み」です。

自分らしさを探す上で、周囲の人と自分との違いを比較します。人を見下したり、自分が劣っていると感じると、妬みを抱きます。

「妬み」の落とし穴にはまると、否定的な感情にとらわれやすく、「誰も私を理解してくれない」と殻に閉じこもってしまうことがあります。 

 

■タイプ4の子どもをサポートするには…

①魔法の言葉
いつも自分らしさをさがしています。
そのため、いつも周りの人と自分を比較し、相手との違いの中に自分らしさを求めます。

普通と言われることが嫌いです。心を閉ざしてしまいます。本当の自分の姿に気が付いてほしいのです。

 

タイプ4の子どもに対する声掛けは、


「あなたらしくてすごくいい!」
「やっぱりあなたは他とは違う特別だよね!」

 

この言葉を覚えてしまいましょう!

 

②勉強に対するサポート
世間に評価されるような目標達成には興味がありません。タイプ4にとって、あくまで勉強は目的を達成させるための手段です。理由がないのに勉強はできません。

なので、勉強を手段とさせるための目的・理由を作ってあげてください。

「あなたにしかできない理由」「あなた専用のドリル」など…。意欲を出したタイプ4は、想像以上の成果を出してくれるはずです。

 

③親と子の絆

エニアグラムを使って、親子の絆を強くするためにどう接するとよいのかをまとめています。

親と子の絆作り(エニアグラムを通して) - ママ大好き

実は夫婦間の絆作りにも使える内容だと思っています。
とても参考になりますので、必ずチェックしてくださいね♡